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2001年式
フォード リンカーン ナビゲーター インテック V8
成功者の証、リンカーンを駆る・・・最後のアメリカンV8搭載、
大型クルーザー如くビッグトルクでゆったり走る感覚は唯一無二の存在・・・。最高級アメリカンSUV、2001年式リンカーン・
ナビゲーターが“驚きの価格”で乗れる事実に心揺れ動く・・・!
車両の細かな状態は写真毎に説明があります
上部スライドには、車両の魅力的な写真が50枚ございます
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高級大型SUVの先駆けとして、1998年に登場した初代UN173型
リンカーン・ナビゲーター・・・
1980年代末・・・、アメリカではそれまでのオフロード専用車が、ファミリーユースのできるステーションワゴンの要素を持った“SUV”と言われるカテゴリーへ一気に移行し始めます・・・。28年間内容変わらず生産され、無骨なイメージが売りであったジープ・グランドワゴニアでさえ、高級セダン並みの内装を持つなど、全米のメーカーがこぞってSUVを導入する事態を迎える中、それまでの中型車種がメインであったSUV化の流れは1998年、フォードの発表したUN173型リンカーン・ナビゲーターによって「フルサイズ・高級SUV」という新たなカテゴリーを創造します・・・。
筆者は個人的に米国に長期滞在した経験を持ちますが、アメリカ人にとって“リンカーン”は特別な存在です・・・。日本における“いつかはクラウン”を遥かに凌ぐイメージが世代全体に浸透しており、まさに「成功者の証」を体現するクルマなのです・・・。
よって初代リンカーン・ナビゲーターが登場し、大統領護衛車両をはじめVIP専用車などに軒並み採用され始めた背景は、日本人が描く以上にセンセーショナルな出来事でした・・・。
これにより「高級車でもSUV」という発想が、アメリカのハイエンド・マーケットで瞬く間に広がりを見せ、先駆者としてイメージを浸透させた初代リンカーン・ナビゲーターは、リッチで感性豊なアメリカンマーケットで非常に高い人気を獲得・・・。発売初年度の1998年には、リンカーンが長年のライバルであったキャデラックを年間販売台数で追い越すという、ここ数十年で前代未聞の事態に貢献し、発売3年後の2001年には大型SUV市場の実に4割を占める勢いを見せ、事実上ハイエンド・マーケットを独占した程だったのです・・・。
現行の4代目は時流の流れでV6へとダウンサイジング・・・。
マイナーチェンジ後の初期型はインテックV8DOHCを搭載し、
超弩級のヘビーマッスルをビッグトルクたっぷりにゆったり
走らせることが醍醐味の貴重な存在へ・・・!
当初260PS程度であったトライトンSOHC V8エンジンは、1999年にインテックDOHCとなり、5.4リッターV8エンジンからは304ps、最大トルク49.0kg-mを発生・・・。その膨大なパワーが4速ATと組み合わされ、2.7トンもの巨体を実に悠々と走らせます・・・。それはまるで洋上の高級クルーザーの如くのゆったり感が最大の魅力・・・!あのヘビーマッスルな巨体を悠然と操る独特の感覚を、ほぼ2000rpmそこらでピークトルクを発生するエンジンで楽しむ・・・。これは一度味わってしまうと、他の何にも変え難い感覚があります・・・!
「成功者の証」・・・リンカーン・ブランドのイメージの通り、独特の世界観がそこには存在し、機能から内装装備まで、ドライバーとパッセンジャーが安らぐ為の演出はまさに至れり尽せり・・・。“フル装備”という言葉で乗る者に大きな満足感を与えます・・・。
後輪駆動オンリーも選択可能としていますが、リンカーン・ナビゲーターの主要駆動方式は、「コントロール・トラック」と呼ばれるコンピューター制御の自動四輪駆動システムが特徴・・・。3900kg(!)という途方もない牽引力は、当然4輪アンチロック・ディスクブレーキで武装し、このビッグマッスルに十分なストッピングパワーを与えます・・・。
ダッシュボードやセンターコンソールは曲面で構成された実に流麗なイメージ・・・。ゆったりとしたソファの如くシートは、まさにビッグトルクV8 を心から楽しめるもので、実に大きなセンターコンソールなど、そのまま後部に回るとエアコンやオーディオのスイッチがあり、後部座席からも様々な操作を可能としています・・・。
圧巻なのは、SUVならではのカーゴキャパシティの素晴らしさ!後部座席を使ったままでもなんと1832リットル、後部座席を収納すると、実に3295リットル・・・!と、実に高級SUVには意外な程ダイナミックな使い方を容易に実現してくれるのです・・・!
マッド・テレインタイヤを履いたリンカーン・
ナビゲーター・・・!高級SUVにワイルドさが加わり、更なる
カスタムを予想させる・・・一度は乗ってみたい!
を可能にする一台!
普段から筆者が大変お世話になっている、この“ちょいワル”イメージが大きな魅力のリンカーン・ナビゲーターのオーナー様は、生涯根っからのエンスージアスト様でおられ、家業でおられるお仕事の内容を含め、自動車文化のど真ん中におられるお方です・・・。
通り一辺倒のクルマ好きの域をはるかに超え、その嗜好は「誰も乗っていない空想の世界観」からオリジナル・カーを企画・創造される程・・・。過去に手がけられたプロジェクトの数々も素晴らしく、ある方面では有名なお方でいらっしゃいます・・・。
そのガレージの中には、現在進行中のプロジェクトから、過去のプロジェクトの名残までが所狭しと並び、車好きにはまさに「桃源郷」と思われる環境で、その自由な発想から生み出される数々の作品と日々向き合っておられるのです・・・。
様々なコレクションを所有されるオーナー様、最近ファミリーの一員になった大型犬(シェパード)を乗せるためにこのリンカーン・ナビゲーターを購入されました・・・。お犬様を連れてゆったりドライブの為・・・と購入されたものの、アメリカンV8エンジンのビッグトルクで、悠然とゆったりと流せる・・・リンカーンならではの実に“ハイスペック”な乗り味にすっかり魅了され、結局“かの”お犬様は「一度も乗った事が無い・・・」との事です・・・。
前述の様にカスタムを得意とされておられるオーナー様・・・。ワイルドなマッド・テレインタイヤを履いたこのリンカーン・ナビゲーターの姿をとても気に入っておられ、初期型ならではのパワー溢れる一台を前にやはり血が騒ぐご様子・・・。反面初期モデルならではの「格安」とも言えるご提示価格で、存分に楽しめれば・・・実に夢が広がるご提案とも言えると感じた次第です。
現在走行は72262マイル、まだまだその存在感はこれからという個体。現状の不具合としては、ムーンルーフへは手動のシェードで開閉可能なものの、サンルーフが不動との事です。またアメリカン・レザーシートならではの特徴として、左右フロント・シートに切れが見られ、現状ガムテープで塞いだ上、クッションを引いて使用されておられます。反面リアシートは使用感少なく、とても良い状態でした。
またエアコンはよく効くものの、シーズン前にガスの補充を必要とする事・・・。加えて外装の一部(動画参照)に経年によるクリア剥げが見られました・・・。
上記の様な細かな不具合は散見されるものの、エンジン〜トランスミッション〜走行状態は好調そのもの・・・!往年の「高級SUV」ならではのビッグトルクで悠然と走る様は、乗っていてとても・・・とても魅力的だったのです・・・。
また現在は1ナンバー登録車となっており、NOx・PM対策地域ではこのままでは登録出来ません。基本ノーマルですので構造変更などは不要と思われますが、手続き上3ナンバーへの変更登録が必要になります。もちろん対策地域外であればこのまま1ナンバーで登録がシンプルに可能です・・・。
アメリカの「成功者の証・高級SUV」が「軽の中古」よりも安く手に入る・・・。
なんとも幸せな時代になったものだ・・・!としみじみ感じた取材だったのです・・・。
2001年式 フォード リンカーン ナビゲーター インテック V8
取材後書き・・・
商品価値は一切変わらないまでも、時間が経過すると人々が判断する交換価値のみが変化する・・・。こんなに素晴らしいクルマが「この価格」で乗れるなんて・・・まさに今が乗りどき・・・!と心から感じた取材でした・・・
リンカーン・ナビゲーターの現行4代目モデルは、昨今の時流に逆らえず、いよいよV6へと変化してしまいました・・・。
やはり「あの」乗り味が味わえるアメリカンV8は、EVが今後の主流になろうとする時代の間で、一度と言わず存分に味わってみたいものです・・・。
「成功者の証、リンカーンを駆る・・・最後のアメリカンV8搭載、大型クルーザー如くビッグトルクでゆったり走る感覚は唯一無二の存在・・・。最高級アメリカンSUV、2001年式リンカーン・ナビゲーターが“驚きの価格”で乗れる事実に心揺れ動く・・・!」
安く手に入れ、ワイルドな乗り味を存分に楽しみ、気ままにカスタムを楽しむ・・・。
クルマ好きにはとても魅力的な一台と思えてなりません・・・。
是非「ハマると危ない魅惑の見学」に群馬県までお越しください。
この「2001年式 リンカーン ナビゲーター」は現在、群馬県にあります。
▲本車両は、個人様からの出品依頼ですので、消費税や諸費用等はかかりませんが、自動車税月割計算並びにリサイクル預託金精算が別途必要となります。
また本車両は現在1ナンバー登録になっており、使用車種規制上Nox・PM対策地域内での登録はできません、その場合3ナンバーに登録変更しての作業が必要となります。(車体の構造変更は不要と思われます)
搬出並びに陸送等は購入者様の方でご手配をお願いいたしますが、筆者の業務でも、クラシックカー輸送業務を取り行っております。ご希望がありましたら是非ご相談ください。
【お問い合わせに際して・・・】
このページの車両は、クラシックカー・コレクタブルカーの越境ECサイト、「エステートセール®︎スプレマシー」に掲載されたものです。
至高・最高(スプレマシー)なエステートセール・・・とは?!
エステートセール®︎スプレマシーは、オーナー様の想いのこもったお車を、インタビューに基づく原稿作成でご紹介し、物・心を整理する北米文化エステートセールの日本版です。
文化も・・・次の世代への引き継ぎも・・・何も残らない二束三文・安値買取とは全く異なり、オーナー様の想いを実直に表現、思い出は心にしっかり残しながらも確実に次の世代に引き継ぐご案内・仲介をいたします。
過去の整備記録や修理歴など含めて現オーナー様から詳細ヒアリングを実施、事故歴の有無含めて取材しております。大きな事故歴があった場合、また現オーナー様の所有歴が極端に短く詳細がわからない場合は取材をお断りし、購入されるお客様に可能な限り安心をお届けする工夫を実施しております。
本記事内容は2022年11月6日15時より約3時間の取材時間の中で、オーナー様へのインタビューと頂いた資料、また試乗体験したものを元に執筆作成したものです。
限られた時間内での確認につき、状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があります事ご承知おき下さい。
また執筆内容に関しては、念入りな海外・国内リサーチを含めてオリジナルの原稿を執筆しておりますが、現地に赴くなどの裏づけを全て取ってはおりません。状態等のコメントもあくまで取材時の天候・状況及び筆者の主観によるものという事ご承知おき下さい。
掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込は、このページの一番下よりご連絡下さい。
尚、現車確認はあくまで「購入を前提」として検討されているお客様のみとさせて頂きます。
何卒宜しくご検討下さい。